ペダルについて♪

ピアノにはペダルがついています。
ペダル

グランドピアノは3本(2本のピアノもあります)

中央と左のペダルは何?とよく生徒さんに聞かれます。

右は踏むとすぐに響くことがわかります。

グランドピアノとアップライトピアノのペダルは少し違いがあります。

♪グランドピアノの場合

♬右のペダル=ダンパーペダル
・このペダルを踏むと弦をおさえていたダンパーがすべて上がり弦が開放したままになるので音が長く伸びるようになります。音をつなげたり、響きを長く残したりできます。
♬中央のペダル=ソステヌートペダル
・これは指で押さえている音だけを伸ばしたい場合に押さえながら踏むとその音だけを伸ばすことができます。
♬左のペダル=ソフトペダル
・弱音ペダルとも言います。音が弱くなります。音質も変わります。通常はハンマーが3本の弦をたたいて(低音は2本の弦)一つの音が出ます。ソフトペダルを踏むとわかりますが鍵盤全体が右に動きます。今まで3本たたいていたのがずれることで2本の弦だけをたたいて音が出ます。それで音が弱くなり音の感じも変わります。
・ドビュッシーの曲にはよく使われています。( u.c ウナ・コルダという記号があります)
・発表会ではギロックのソナチネを弾いた生徒さんが踏んでいました。
♪アップライトピアノの場合

♬右のペダル=ダンパーペダル
・グランドとほぼ同じです。
♬中央のペダル:ソステヌートペダルではありません。
・弱音ペダルです。防音のため使われます。
♬左のペダル=ソフトペダル
・グランドとは構造がちがうためグランドほどは変化しません。
レッスンでまず出てくるのはダンパーペダルです。

教室ではバーナムピアノテクニック1で出てきます。
まだ足が届かない生徒さん。。

バーナムピアノテクニック

ペダル付き足台や、アシストペダルを使用しています。
最初はなかなかうまく踏むタイミングが難しいです。

▼ペダル付き足台
ペダル付き足台

▼アシストペダル
アシストペダル

音が切れてしまったり、反対に踏みすぎて音が重なり濁ってしまったり。。。。
自分でタイミングをつかめるようになるためには、いろいろ踏んでみることです。

ペダルは私もまだまだいろいろ勉強中。。浅く踏んだり、小刻みに踏んだり。。
踏み方もいろいろあります。

そして自分の弾いている音をよく聴かないと上手に使えるようになりません。

大きな生徒さんは、ただマークがあるから踏むのではなく、
ペダルは必要かどうか?よく考えて、よく聴いて使うようにしてみてください。

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